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  • 執筆者の写真野村将揮

無題

更新日:2018年10月31日

再読して身震いした。


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宮本武蔵「成長したのか?満足しちまったのか?」

沢庵宗彭『...成長したんだよ』

沢庵宗彭『成長したんだ』

沢庵宗彭『刀は鞘に納めるもの。どんなに切れる刀も鞘がなくては 剥き出しのままでは 出会う者みな敵になる』

柳生石舟斎(にゃむ。不細工じゃ)

上泉伊勢守秀綱『納めるところがなくてはいつか必ずー』

柳生石舟斎『己自身を傷付ける』

柳生石舟斎(道を極めたなら 刀は抜くまでもないもの)

柳生石舟斎(いかに鞘から抜かずにおくか そのために我々は 死にもの狂いで剣を振っとるのだ)


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そういえば中高時代に石舟別作を使ってた時期があった。試合用は例外なく武蔵別作。明日振る。にしても、剣道というか剣術のひとつの境地たる「無刀」に至る過程を小説にしたらすごく面白いのではないかと思う。



『バガボンド』

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